構造勉強会

構造勉強会

皆様こんにちは
R+house成田店の手塚です。

明日から成田市西三里塚におきまして「構造勉強会・気密計測体感会」が実施されます。

その前に・・・

構造や気密がなぜ家づくりに大切かをお話ししたいと思います。
きっとこれを知ってから参加されると、より体感会が分かりやすく、楽しくなりますよ。

「構造×断熱×気密×換気=?」

皆様、答えは何だと思いますか?

R+house成田店では、住宅取得が、個人の資産形成に直結する
社会の実現の一歩と致しまして、60年サポート体制を整えております。
今のご年齢に60年を足してみてください。
多くの方が次の世代にこの家を譲ることが頭に浮かんだことと思います。
子や孫の代まで遺すことができる本物の住まいをご提案させていただきたい、
私たちの家づくり本質がここにあります。

今までの家づくりは、30年もするととても大きな規模で、リフォームという名目で
改修工事が必要となっておりました。
なぜだと思いますか?
写真①
グラスウール施工.jpg
写真②
R+断熱気密施工.jpg
上の二つの写真を見比べてください。

写真①はコンセントケースの下に、断熱材が三角形に抜けているところがあります。
写真②はコンセントケースの下も、断熱材がしっかり入っております。
どの断熱材がいい悪いというお話ではなく、「施工」のお話になってまいります。
グラスウールもしっかりと施工すれば、とてもいい断熱材です。
しかし現実グラスウールは施工が大変難しく、上手な職人さんでもこの穴を完全に塞ぐことはできません。

塞がれないとどうなるのでしょうか。

三角形の穴の部分を私たちは「断熱欠損」と言っており、この状態があると、特に冬場に室内の湿気が
外壁側へ移動し、湿度の高い空気が冷たい外壁に接触し「結露」します。
夏の冷えたグラスにつく水滴と同じ原理です。

この結露した水が、壁の中で行き場を失い、外壁伝いに土台に到達します。
この現象が繰り返され、乾くことなく土台が腐り、その匂いにつられ「白アリ」がついてしまうのです。

写真②のように、間柱と柱の間にぴったりと収まる断熱材、さらに吹き付け断熱材によって徹底的に隙間を埋める
施工を行い、外と中の空気の流れを最小限に食い止め、家の寿命を延ばしております。

突然ですが、ストローで飲み物を飲むことを思い浮かべて、例えばストローに穴が開いていると、飲み物が
入ってこず、空気が入ってきてしまい不快な思いをされた方もいらっしゃるかと思います。
隙間の多い家はまさにこの現象が起きているのです。
これを「ショートサーキット」といい、部屋の端の空気を換気できず、結果カビてしまったりするものでした。
だから断熱、気密がしっかりとした家こそ、しっかりとした計画換気が大切になります。
隙間相当値1.jpg
隙間相当値2.jpg
建物に使われる換気は三種類あり、
換気扇によって室内の空気を外に出し、その引く力で自然と外から空気を取り入れる第三種換気
二台の換気扇によって外に出す空気も、外から取り入れる空気もコントロールする第一種換気
外の空気を換気扇によって室内に取り入れる第二種換気(こちらの換気は実験室などで使用されます)
私たちは第一種換気を使用しており、各部屋にダクトを配し室内の空気を計画的に換気しており
さらに外からの空気に室温を加味し冷暖房の効率を上げる熱交換器も採用しております。

話が少しだけそれたように思うかもしれませんが、最近また地震が多いですね。
成田店のスタッフは、熊本地震も東日本大震災も経験しております。
地震の怖さは身をもって体感しているので、構造にもとことんこだわりがあります。

お家づくりを考えていらっしゃる方でしたら一度は聞いたことあるかと思います
耐震等級という言葉。
耐震等級を導き出す方法には三つございます。
一つは多くのメーカーで採用されている「壁量計算」によって導き出されるもの。
定義として、建物にかかる地震力、風圧力に対して必要な壁量(必要壁量) を満たしているかを確かめる計算方式である。 耐力壁の倍率と長さを乗じたもの(有効壁量)を壁の種 類ごとに求め、その総和が必要壁量を超えるようにすることによって、一定の耐震、耐風性能が満たさ れたことを確認する。とあります。
二つ目は、「許容応力度計算」というもので、定義は、 建築物にかかる固定荷重や積載荷重に地震力などの長期荷重、及び短期荷重を想定して応力(部材等の内部に生じる抵抗力のこと)を算出し、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを許容応力度(限界点)と比較するというもの。とあります。
三つめは「三次元立体解析」というものです。こちらの考え方は、形・大きさ・材料が違う建物が地震や風でどのように揺れるか、部材一つ一つにかかる力をシミュレーションし、安全性が担保できるまで分析・検討を重ねます。
これにより複雑な形状にも対応でき、安全性と意匠を両立させることが可能です。というものです。

私たちは、お施主様の叶えたい暮らしを、建築家の力を借りて予算内で実現する家づくりを行っております。
同じ年齢、家族構成でも叶えたい暮らしは家族の数だけ存在しております。
パターン化した建物でしたら、構造計算も壁量計算や許容応力度計算でも耐震性を担保できると思いますが
私たちはあえて三次元立体解析を採用しております。
これによって、あらゆる形にも対応でき、建物の強さを担保しております。

まだまだ、構造×断熱×気密×換気=?についてお話したいことがあります。
話好きなのではなく、私たちそれぞれが家づくりへの熱い思いを持っているからなのです。
この構造勉強会、気密計測体験会では、完成見学会のような華やかさはありません。
しいて申し上げるならとても地味です。
光は影があって初めて光たり得ると思います。
華やかさを支えている仕組みの部分にこだわってこそ資産形成とするにふさわしい家といえます。
一度、私たちの家づくりの舞台裏をご覧になりませんか?
きっと壁の中がより楽しく感じるようになると思います。